お笑いコンビ「エイトブリッジ」のボケ担当として活躍する別府ともひこさん。
天然キャラで愛される一方、その学歴は「高校中退」という意外な経歴を持っています。
しかし、彼の人生をたどると「学歴の有無以上に大切な学び」
が数多く積み重なってきたことが分かります。
バスケットボール推薦で進学した高校をわずか1か月で辞め、
料理人として下積みを経て、再び「学び直し」の場として芸人養成所に挑戦。
そして現在は芸人として活躍し、資格も取得して多方面に挑んでいます。
本記事では、別府ともひこさんの学歴にまつわる詳細、実家や学生時代の背景、
中退の真相、料理人としての経験、そして芸人としての成長を徹底的に解説します。
実家と家庭環境|大分県別府市で育った少年
出身地は温泉の街・別府市
別府さんは、大分県別府市出身。
日本有数の温泉地として知られるこの土地は、観光客が多く訪れるため、
地元の人々も明るくおおらかな気質を持つといわれています。
家族構成と教育方針
家族構成について詳しくは公表されていませんが、母親が特に教育熱心で、
息子の将来を案じる思いから時に厳しくも温かい助言を送っていたことが知られています。
高校中退後に料理人の道へ進んだのも、
母の「手に職をつけなさい」という言葉がきっかけでした。
小中学校時代の学びと性格
小学校時代
勉強は決して得意ではなく、授業中におちゃらけて笑いを取るタイプだったといいます。
先生から「別府くん、真面目に!」と注意されても、その場を笑いに変えてしまうほど。
既に芸人としての資質が芽生えていたのかもしれません。
中学校時代
中学ではバスケットボール部に所属。
体格や運動神経を買われ、中心メンバーとして活躍しました。
学業成績は平均的でしたが、人懐っこい性格で友人が多く、
周囲からは「場を明るくする存在」として信頼されていたようです。
バスケ推薦での高校進学と中退
バスケ推薦での進学
中学時代の活躍が評価され、地元の高校に「バスケ推薦」で入学します。
本人も「これからバスケ漬けの日々が始まる」と意気込んでいました。
突然のバスケ部廃部
しかし、入学してわずか1か月後、まさかのバスケ部廃部が決定。
「推薦で入ったのに、肝心の部活がなくなった」という事態に直面し、
大きなショックを受けます。
中退の決断
別府さんはインタビューでこう語っています。
「バスケがやりたくて入ったのに、それがなくなったら意味がないと思ったんです。」
この潔い判断から、彼は高校を中退。まだ10代半ばでの決断でしたが、
その裏には「自分の人生を主体的に選びたい」という強い意志がありました。
中退後の葛藤と家族の反応
教師や友人の反応
中退を決めた際、教師からは「もったいない」「続ければいいのに」
と引き止められたといいます。
友人たちも驚きましたが、別府さん自身は迷いが少なく、
むしろ新しい道を探す前向きさがありました。
家族の反応
母親は当然心配しましたが、最終的には「ならば手に職をつけなさい」と助言。
父親も「やるなら真剣に」と背中を押したとされます。
料理人としての学び直し
ホテルの厨房で働く
母の勧めで地元のホテルに就職し、中華料理の厨房で修行を積みます。
厨房での厳しい日々
朝から晩まで仕込みや皿洗いに追われる
先輩からの厳しい指導
高温の厨房で体力的にも過酷
しかし、この環境こそが「第二の学校」でした。
調理師免許の取得
3年間の勤務を経て、見事に調理師免許を取得。
本人は「料理は今でも好き」と語り、芸人になってからも料理企画で活躍しています。
芸人養成所は「人生の再入学」
ワタナベコメディスクールへ
料理人として働く中で「笑いで生きたい」という思いが強まり、上京。
ワタナベコメディスクールに入学します。
養成所での「学び直し」
ここで彼は再び机に向かい、発声練習やネタ作りを「授業」として学びました。
本人も「勉強は苦手だったけど、この勉強は楽しかった」と語っています。
コンビ「エイトブリッジ」結成
相方との出会い
養成所で篠栗たかしさんと出会い、コンビを結成。
「人と人をつなぐ架け橋」という意味を込めて「エイトブリッジ」と名付けました。
下積み時代
観客が数人しかいないライブ出演
バイトで生計を立てながらネタを作る
解散危機も乗り越えた
これらの経験は、学歴では学べない「実戦の学び」でした。
現在の活動と多彩な資格
芸人としての活躍
テレビやバラエティで天然キャラとして人気に。
相方との掛け合いも安定感が増し、ファン層を広げています。
料理の腕前を披露
「料理ができる芸人」として番組企画に呼ばれることも多く、
料理本出版の可能性も期待されています。
資格の数々
調理師免許
英検3級
サウナ・スパ健康アドバイザー
「学歴がなくても学ぶことはできる」という姿勢を資格取得で示しています。
学歴コンプレックスをどう乗り越えたか
自身の言葉
「学歴がなくても、やれることはいっぱいある」【インタビュー発言より】
中退当初は劣等感もあったそうですが、芸人としての経験を重ねるうちに
「自分の武器は学歴じゃない」と自覚するようになったといいます。
まとめ|学歴より大切なこと
高校はバスケ推薦で入学するも、部活廃部で中退
母の勧めで料理人となり、調理師免許を取得
芸人養成所で再び「学び直し」、コンビを結成
現在は資格も取り、芸人として幅広く活躍
別府ともひこさんの人生は、学歴では測れない努力と学びの連続です。
高校中退をマイナスにせず、むしろ成長の糧に変えてきた姿勢は、
多くの人に勇気を与えてくれます。
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