お笑いコンビ・エイトブリッジのボケ担当、別府ともひこさん。SNSでは愛称「別府ちゃん」として知られ、2020年のおもしろ荘優勝からファン層をグンと広げています。そんな彼のプロフィールを見て真っ先に出てくるのが「学歴」。今回はその学びの道筋を追いながら、別府さんの努力と意思について深掘りします!
■出身高校は大分県立日出暘谷高校
別府さんが入学したのは、大分県の日出暘谷(ひじようこく)高校という共学の公立総合学科校でした。1909年に設立され、のちに日出総合高校となるこの学校を選んだ背景には、バスケットボールの推薦がありました。
しかし…別府さんは入学からわずか1か月で中退を選択します 。なんとバスケ部自体が廃部になったため、「これじゃ通っている意味がない」と判断したのだそう。
■中学卒業後すぐ進学→即中退のリアル
ネット上には「中学卒業後、高校進学せず」と誤った情報もありますが、別府さん自身はインタビューで高校に進学→即中退したことを明かしています 。
「勉強はできなかった」と語る彼ですが、ただ諦めたわけではなく、やりたいことに正直だったという、その強さと潔さにファンは共感します。
■料理人としての修行と学び
高校中退後はすぐにお笑い…とはいかず、母親の勧めで大分のホテルにコックとして就職し、3年間中華料理に従事。
この時に調理師免許も取得し、エビチリやチンジャオロースが得意料理という多才さは驚きです。この経験は、彼の“手に職を持つ”意識に裏打ちされた選択だったと言えるでしょう。
■19歳で養成所へ転進、芸人の道へ
その後、19歳でワタナベコメディスクールに入校。同期には「ハナコ」「クマムシ」ら実力派が揃っていました 。当初はコンビを組むつもりはなかったものの、後に篠栗たかしさんと「エイトブリッジ」を結成(2014年)し、プロ入りへの第一歩を踏み出しました。
■「学歴」だけじゃ語れない成長物語
別府さんは偏差値が高くない高校に短期間在籍し中退した経歴ですが、それよりも重要なのは…
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自分の意志で選び取る力
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認められた学びの場で成長し続ける姿勢
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必要な知識・技術を自ら得ていく実行力
この3つこそが、彼の“学歴”価値を上回るリアルな魅力だと感じます。
■今も学び続ける彼の姿勢
現在、別府さんは「調理師」「英検5級」「サウナスパ健康アドバイザー」など多数の資格を保持。芸人としての活躍に留まらず、自己研鑽を続ける好奇心旺盛な人柄が浮かび上がります。
芸能人として成功した今も、「学び続ける姿勢」を失わない点も、ファンにとっては大きな共感材料ではないでしょうか。
■まとめ:学歴より大切なのは“成長の質”
「学歴」だけ見ると華々しくはないかもしれませんが、別府ともひこさんの人生はまさに
「学歴ではなく、自分の意志で学び、成長し続ける姿勢」こそが何よりの強み
というメッセージを教えてくれます。
学歴がなくても、好きなことにまっすぐ挑戦し、身につける意志があれば成長できる。その姿勢は、今を生きる若い世代にも響くはずです!
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